« DTM音源は今 | トップページ | みんな元気にしてますか? »

MIDIへの回帰

Mc6

3月に入って暖かくなってきました。
間もなく桜前線が日本列島を
縦断していく季節がやってきますね。

さて、今日の話題は「MIDI」です。

僕が講師を務めている講座では
CakewalkのMusic Creator 6を
使用しています。
Music Creatorを選んだ理由は
開講前の記事の中で
いくつか挙げましたが、その一つが
TTS-1というDXiプラグインが
標準で付属していた事でした。
(ちなみにVSC DXiのほうは
64bitOS非対応です)

これは、DTM用音源モジュールとして
かつて標準音源的な位置にあった
ローランドのSC(サウンドキャンバス)
シリーズの流れをくむソフトシンセで、
当時、SCでの打ち込みにどっぷり
浸っていた僕にとっては非常に
馴染み深いものでもあったわけです。

実際、使ってみてまず感じたのは
「懐かしい!」でした。
そしてその懐かしさの正体こそが
「MIDI」だったのです。

リバーブやコーラスといった
基本エフェクトをはじめ、
エンベロープやフィルターなどの
音色エディットなどもMIDIによる
コントロールチェンジ、あるいは
エクスクルーシブメッセージを使って
行っていた事をTTS-1を触っている
うちに次々に思い出してきました。
これらパラメーターをまともに
見るのも、そして入力するのも
実に10年以上ぶりで、
僕が考えていた以上にかつての
MIDIから離れていた事を
実感させられました。

そしてもう一つの"懐かしい"が、
過去にSCで作った自作曲との
再会でした。
PC98もデータを保存していた
ハードディスクも既に処分して
しまっていたので手元に残って
いるのは数曲だけだったのですが、
Music Creatorに読み込ませて
TTS-1で再生したみたところ、
曲によっては、ちょろっと手直しして
やるだけでそこそこ再生できる
データもあったりして曲を聴きながら
ほのぼのしてしまいました。

で、「こんな曲作ってたよなー」
なんてデータの中を覗いてみると
作った本人もびっくりするほど、
作り込まれていたりして、
技術よりもその"情熱"の注ぎ込み
ように我ながら感心して(呆れて?)
しまったりも。(O_O;)
十数年の年月というのは、
人を変えるものですね…。

今、講座では受講生のみなさんに
TTS-1を使ったオリジナル曲の
制作をしてもらっているのですが、
僕も講座の中で昔を思い出し
ながらTTS-1で1曲作ってみようか
なんて思い始めているところです。(^_^)

P.S.
サイドメニューのSoundCloud
ウィジェットにも登録してある
下の「EARTH」という曲は、
僕がSC-8850を使っていた頃の
MIDIデータを録音したものです。

|

« DTM音源は今 | トップページ | みんな元気にしてますか? »

日記・コラム」カテゴリの記事

講座」カテゴリの記事

コメント

ど~も~、さかもとです。
TTS-1、SONARの曲制作でもとりあえず中心に据えてた音源です、これだけで曲出来ちゃいます。
DAWを使うようになって変わったと思ったのはマスタリング・エフェクトの存在でした、音源1台で完結させてた頃は知らなかった概念でした。(^^;
それに限らず曲制作で変更・調製等、出来る事が一気に増えすぎてかえって何をどうすれば良いのか・・・。
出来る事の全てがやることの全てではないのですが、全部使えなきゃ気がすまないのは私達世代特有ですか?

音源を一つに絞ってオリジナル曲制作って良いですネ。
他の人が作ったデータを聴く場合も理解しやすいし・・・それってFMIDIORGですね。(^^;


「EARTH SC-8850」
とんでもない物を隠し持ってた?
この曲は既出じゃないですよね。(^^;
FMIDI後期頃はSC-8850使ってたんじゃないかと推察しますが
このデータは知りませんでした。
所々旋律がリファインというか今の手口?
すごく良いです。
「EARTH SC-55」は大好きな曲の一つなんです、それがこのクオリティで再登場!というか別の曲です。
テーマが変わってるというか深くなってます、もしかしたら当時も表現したかった所は・・・?
「EARTH SC-55」は虚空に浮かぶモノクロの天体が徐々に色付き命を内包する青い天体が正確に回転を始めるイメージなんですが「EARTH SC-8850」では天体に宿る多種の生命が命の歌を歌いだす様な感じがあります4:50あたりからのフレーズでは滅びかけた種が立ち直る様な命の逞しさをイメージするとちょっと涙が。
命は皆バラバラに歌ってるようでもマクロにとらえると地球のリズムで整然と回ってる踊ってる。
この音の中のどれか一つは人間の命の歌だと思うとなんてロマンチックな曲だろうと思っちゃいます。

長文失礼しました、それでは。

投稿: さかもと | 2013.03.20 01:38

さかもとさん、こんにちは。
現在のさかもとさんはSONARユーザーだったんですね。
(ずいぶん前になりますが、YAMAHAのSOLを使って
おられたというコメントを憶えています)

この3年余り前の記事でQぽんさんもコメントして
おられますが、MIDIのみ、SCのみで完結した楽曲を
作っていた頃って、その制約が結果として創造力を
刺激していた部分がありますね。
(当時はそれほど実感していませんでした)
自分の視野の範囲の中に全て収まっている感覚も
ありましたので、さかもとさんのおっしゃる
「理解しやすい」というのもよく分かります。
今は、視野に収まらない位の機能が用意されていて
何でもできる代わりに、視点が定まりにくく、
結果的に創作の足かせになる場合もあると感じています。
もちろん、音は格段に良くなってますし、
Vocaloidなんていう、当時は夢の技術
だったみたいな事が普通のパソコンで
出来てしまう時代になっているとも
言えるわけですが…。

「EARTH」へのご感想ありがとうございました。
いやー、FMIDIORG時代を髣髴させるような
さかもとさんの文章が懐かしく、そして嬉しかったです。

お察しの通り、この曲はSC55版「EARTH」の
リアレンジ版で、FMIDIORGでは発表しなかった
(既にORGからは遠ざかっていた)ものです。
10数年前、Windowsパソコン(OSはME)を初めて
購入した時に、「おお、自分でCDが焼けるんだ!!」と、
嬉しくなって10曲入りぐらいのオリジナルCDを
10枚余りを焼いた時に入れたのが唯一の発表です。
CDは欲しいと言って下さったお友達に全部あげて
しまったので、手元にはないのすが、
その中のお一人でもある、まいあさんという方が、
MP3化してご自身のサイトに掲載されていたもの
を今回、僕がSoundCloudに上げたという次第です。

ちなみにこの方のサイトには僕の歴史とも
言えるようなMIDIデータがずらっと揃えて
あるページがあり、まるで子龍ミュージアム
のようです。
既に僕の手元には無いデータも多く、
今後、必要になった際は僕も利用させて
いただこうと思っています。(^_^)
(まいあさん、ありがとうございます)

投稿: 山口道明 | 2013.03.20 18:10

山口さん、こんにちは。ご無沙汰しております。

さかもとさんに書き込みをしていただいたので
(ありがとうございます>さかもとさん)
お礼に来たのですが、ここに書いて気づいてもらえるでしょうか。

ネットでの書き込みはすごく久しぶりで自分の所でもドキドキでしたが
ここでは、さらに緊張してます(^^;
そして山口さんのコメントにあまりにももったいない言葉を見つけて
嬉しくて、別のドキドキが・・・しあわせ(^^)
山口さんはあのCDをお持ちじゃないんですね。
なんか、申し訳ないような。CD聴きたいって思われていませんか?
あのぉ、よかったらお貸ししますよ?って、ご本になんて失礼な(><)
だけど・・・宝物だからぁぁぁああ。
久しぶりに来て、こんな書き方をしていてすみませんm(__)m
私はPCに曲を入れて、車ではSDに入れて・・・
いただいたCDは大切にしまってあります(^^)

久しぶりにお邪魔して、気付いたら何時間も居座っています(笑)
曲の所に Shiryu Yamaguchiって書かれていてなんかとても嬉しかったです。
そして、山口さんの講座があるんですね。山口さんが直接教えて下さるなんて
夢・・・夢のような講座!!生徒さんが羨ましいです。

日曜日の午後、すごくすごく幸せな時間を過ごせました。ありがとうございます。
さかもとさんにも感謝します。
長くなってしまってすみません。またお邪魔させて下さいね(^^)

投稿: まいあ | 2013.03.24 18:23

おお、まいあさん!こんばんは。(^_^)
こちらこそご無沙汰しております。
まいあさんとはネットで知り合って
もう十数年になるわけですが、
振り返ってみると意外にも出会いは
FMIDIではありませんでしたね。
不思議なご縁を感じます。

CDはどんな曲を収録したかも
はっきりと思い出す事ができず、
怖いもの見たさ(聴きたさ?)も
手伝って聴いてみたい気もするのですが、
でも、やっぱりやめておきます。(^_^)
というのは、もう随分前から
過去の作品を今の機材で一から
リメイクしたいと考えていて、
実際、「大星夜」「Here」「DNA」など
既に着手しているものも何曲か
あるんですが、CDを聴いてしまうと
それで満足してしまう可能性があります…。
もっとも、それでなくとも遅筆なのですが。

え、「旧作ばかりなのか?」ですって?(^^;)

もちろん、新作も作ってます。(^_^v
新旧2枚組でリリースなんてどうでしょう?
ちょっと欲張りすぎですかね。
久しぶりにまいあさんの書き込みに触れて、
なんだかいろんな意味で勇気を
いただいた気がしています。
ありがとうございました。

死ぬまでには完成させて、まいあさんはじめ、
かつての子龍作品のリスナーのみなさんに
聴いていただきたいと思っています。
ぜひ、また遊びに来て下さい。(^_^)

投稿: 山口道明 | 2013.03.25 03:51

CD 予約します!!

新旧2枚組...(*^^*)ポッ
約束ですよぉ。
楽しみに待ってます(^^)

投稿: まいあ | 2013.03.25 19:17

ど〜も〜、まいあさんこんばんわ。
先日は貴重なデータを頂いてまいりました、ありがとうございます。
・・・こちらに書いて気づいてくれるのでしょうか?(^^;

山口さん、楽しみにしてお待ち致します。

・・・自分的にすごいインパクトのある発表でした。(^^;
すごいことになって来ました。

投稿: さかもと | 2013.03.25 20:32

が、がんばるぞー。\(^◇^;)/

投稿: 山口道明 | 2013.03.27 05:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20215/56910572

この記事へのトラックバック一覧です: MIDIへの回帰:

« DTM音源は今 | トップページ | みんな元気にしてますか? »