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ドングルが消える日

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ドングルのキーワードでこのブログに辿り着く人が
多いようで、3年前に書いたドングルに関する記事
ずっと当ブログの閲覧数1位となっています。
やっぱり、みなさんドングルには気を使われている
という事なのでしょうか。それともドングルのトラブルに
あった人が多いという事なのでしょうか…。
ちなみに上の写真は3年前より増えている
我が家のドングル達です。

ただ、ここ数年の傾向を見るとドングルを止める
ベンダーが少しづつ増えてきている気がしますね。
一つはコスト削減、もう一つはユーザー獲得のため
といったところでしょうか。
自分が持っている製品だと、
WAVES、Overloud、Plugin AllianceはiLokを止めましたし、
MAGIXに吸収されたYellow Tools(なぜかV2.5までの
ライブラリはBest Serviceが管理しているようだ)も
随分前にYT Keyを廃止しています。
これらのベンダーはドングルの代わりに、
製品をインストールしているパソコンに対して
アクティベーションを行う方式や一般のUSBメモリを
ドングルのように使用する方式に移行しています。
(上記のベンダー以外にもCelemonyやiZotopeなど
ドングルかオンラインアクティベーションかを
選択できるところもありますね。)

ドングルの一番やっかいなところは前回の記事にも
書きましたが、破損や紛失といったトラブルが実際に
起きてしまった時に非常に面倒な事になる事です。
Steinbergを除けば、音楽ソフトのベンダーとドングルの
メーカーは基本的に別物ですので、
どちらにもそれぞれに連絡を取る必要がある上、
破損、故障の場合はドングルを販売しているメーカーに
現物を送る必要があります。
(例えばiLokだとアメリカのカリフォルニア)
時間と手間をかけ、それでもライセンスのリカバリーが
出来ればまだ良いほうと言えるでしょう。
しかし、紛失、盗難の場合はそれも難しくなります。

一方、ドングルを廃止したベンダーについては、
オンラインアクティベーションなどに移行した事で、
これらライセンスのリカバリー、或いは
再アクティベーションが、圧倒的に
容易になりました。(あのWAVESでさえ、
USBメモリに格納したライセンスの紛失、盗難を含む
トラブルに対して年に1回という制限付きですが、
リカバリーを認めています)
規定のアクティベーション数(ベンダーによって違いは
あるが、大抵は3回程度)に達した場合でも、
自分の経験ではベンダーのサポートに連絡すれば、
大抵は快くアクティベーション数をリセットしてくれます。
唯一の不安はかつてのRNDigital Labsや
Kjaerhus Audioのようにベンダーが消えてしまい
アクティベーションそのものが行えなくなる事でしょうか。

とは言え、今もうちのPCには3本のドングル
(Steinberg Key、Vienna Key、iLok Smart Key)が
刺さっています。
幸いにも僕は未だにドングルに関する深刻な
トラブルを経験せずに済んでいますが、果たして、
このPCにドングルが必要無くなる日は来るのでしょうか。


ドングル保護のために僕が利用しているUSBアダプタです。
左が2個セット、右が1個のみのパッケージ。

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