« モニターと解像度と目の関係 | トップページ | 生きてます。 »

海外ネットショッピングの衝撃

新型インフルエンザが気になる今日この頃ですが、
前回の記事で報告させていただいた息子の風邪も、
そしてそれをもらった僕の風邪もようやく落ち着き
ましたので久しぶりにブログ更新です。
Shop
さてさて、大げさなタイトルでごめんなさい。
今回は海外からのネットショッピングについて
書いてみます。
インターネットで海外からものを買うのが
珍しい事ではなくなりましたね。
僕も2年くらい前から利用するようになり、
今では音楽制作関連のものは、その半分以上を
海外から購入するようになりました。

海外から購入する一番の理由は産地直送的な
その「安さ」です。
以前はハードにせよ、ソフトにせよ、海外製品は
国内代理店を経由したものを購入するのが普通でしたが、
ご存じのように代理店は販売の際、かなり高額な
マージンを上乗せした「妥当」とは到底思えないような
価格で販売しているところが多いのです。
ところがインターネット時代になって、このからくりが
ユーザーから丸見えになってしまいました。
海外のオンラインショップを覗いてみれば一目瞭然です。
僕がメインに使っているCubaseやエフェクトプラグインで
有名なWaves製品などは海外の2倍近い価格になって
国内販売されている事にきっと誰もが驚くでしょう。

「安さ」については、特にソフトウェアでその傾向が
顕著で、例えばシリアルナンバーのみの製品で
Email Deliveryが可能なものは、送料も関税も
かからない上に国内代理店のマージン上乗せもない
ので圧倒的に安いのです。
それに加えてベンダーやショップによるセールなども
頻繁に行われていますし、さらに海外からの購入には
有利なドル安円高傾向がここ1年あまり続いています。
「とにかく安く買いたい!」という人は海外から
買わない手はありません。

国内代理店経由のものを買うメリットは、
いざという時に日本語でサポートを受けられる事と
日本語マニュアルが"付属するもの"もあるという事
ぐらいでしょうか。
ただし、日本語マニュアルが"付属しないもの"も
ありますし、マニュアルの必要性自体あまり高くない
ものも結構ありますよね。
また、サポートについてもソフトウェアのインストールにも
不安があるようなビギナーを除けば、故障の可能性が
あるハードと違い、サポートが必要になるという事も
ほとんどないのが実情です。

自分の経験から言うと海外からのショッピングで
注意すべきなのは、購入後のアフターサービス、
サポートより、購入時に起こるトラブルです。
問題なく買い物ができる事のほうが、
圧倒的に多いのですが、時にはトラブルも起こります。

僕もこれまでに何度かトラブルに遭って
いるのですが、特に印象に残っているのが、
一つは、Email Deliveryで送られてきたソフトウェアの
シリアルナンバーが違っていた事。
ベンダーサイトでシリアルを入力してみると購入した
ものとは別の製品として登録されてしまいました。
もう一つは、ハードウェアだったのですが、
付属品が足りなかった事がありました。
いずれもすぐにショップに事実を伝える事で、
あっさり解決しましたが、日本と比べると、
オーダー処理や発送関係がアバウトなところもあるので、
気になったら発送確認、それから届いたものもしっかり
確認したほうが良いでしょう。
そして、問題があれば遠慮なく相手に伝える事。
英語が苦手という人でも、よほど込み入った事で
ない限り自動翻訳サイトなどで十分対応できます。

また、海外販売の実績があるショップを選ぶように
する事もトラブルを回避する有効な対策だと思います。
ショップ名でネットを検索すれば、ある程度分かりますし、
当ブログでもたびたび取り上げてるKVRのフォーラムも
参考になります。

というわけで、海外からのショッピングは、
コストの面で大きな恩恵を受ける事ができるの
ですが、これに慣れてくると困った事も起こります。
それはセール以外では価格が全て「高く」感じて
しまう事と、セールをやってるとそれが必要かどうか
分からないまま値段につられて買ってしまう事です。

-------------------
ちょうど、audioMIDIという僕も何度か利用している
ショップでものすごいセールが行われているので
紹介しておきます。

Ultraanalog_thumb

Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-1"No-Brainer" Deal

Applied Acoustics Systemsというカナダの会社の
Ultra AnalogといういわゆるVAシンセのプラグインです。
特にメジャーというわけではありませんが、
音楽制作の仕事にも十分使えるクオリティを持っています。
日本の代理店ではこの価格で販売されているのですが、
これが11/30まで、なんと$15です。
今のレートで1,400円を切っていますね。

はい、僕も買いました…。

|

« モニターと解像度と目の関係 | トップページ | 生きてます。 »

日記・コラム」カテゴリの記事

コメント

VA-1が$15ってのは安すぎますね。
どういう戦略でその価格なのかはわかりませんが。
Viennaとかも海外ネットショッピングだと安いんだろうか。
ところで...
このブログがだんだんとサンレコレビュー風に
なってゆく気がしてきました。(笑)

投稿: Qぽん | 2009.10.19 00:05

audioMIDIは今年になって"No-Brainer"と銘打って(意訳すると「考えるまでもない」という感じでしょうか)こういう不思議な激安セールを展開しています。
想像でしかありませんが、「損して得取れ」という戦略なのでしょう。
例えば、デベロッパーの多くは小さな会社で、宣伝費を出すのにも苦労しているはずです。また、このジャンルのマーケットは小さいので国内での販売だけでは安定した収益を上げるのも難しいだろうと思います。
ワールドワイドな販売をしている量販店と手を組んで派手なセールを行えば、自社製品の宣伝と同時に顧客も獲得できるという事なのではないでしょうか。
ユーザーに製品を気に入ってもらえれば、オプションのサウンドセットなどの販促にも繋がりますし、自社の他の製品にも興味を持ってもらえる可能性も出てきます。

サンレコ…懐かしいなぁ…って、別に廃刊になったわけではなく単に僕が読まなくなっただけなんですが。(^^;)
FMIDIにおられた小沢さんや白川さんが書かれた記事がよく載っていたりして、音楽情報誌というだけではない親近感を感じていた雑誌でした。

投稿: 山口道明 | 2009.10.20 02:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20215/46511231

この記事へのトラックバック一覧です: 海外ネットショッピングの衝撃:

« モニターと解像度と目の関係 | トップページ | 生きてます。 »