« ドングルにもの申す | トップページ | Redline Monitor »

夕暮れの空に誓う

41qbdqs3q4l_sl500_aa240_

今日、TBSで「おくりびと」やってましたね。
観なかったのですが、新聞の番組欄で音楽を
久石譲さんが担当している事を初めて知りました。
今では久石さんの音楽にそれほど注目する事は
なくなったのですが、一時期すごくはまった事があります。
それが写真のCDで、20年ぐらい前に放送された
NHKスペシャル「人体」シリーズです。
シリーズは3つに分かれているのですが、
中でも1作目、あのメインテーマ「THE INNERS」で
初めて聴いたマリンバ風の音色を使ったリフの
アレンジは当時の僕に圧倒的な印象を植え付けました。
単なるアルペジオでもなく、単なるパーカッションでもない、
それまで聴いた事もなかった躍動的な音の感触で、
打ち込み然としているのに、すごく気持ちが良い。
このマリンバ風のリフというのは久石アレンジの特徴として、
その後も頻繁に使われる事になります。

そんなわけで僕にとっての「久石譲」はジブリアニメや
北野映画でも、そして「おくりびと」でもなく、
今でも「人体」の人なのです。(当時、僕の周りに
久石さんの名前を知る人は誰もいなかった)

Desk

話は変わって。
来週から週2回くらいのペースで市内の小学校で
講師を務めさせていただく事になりました。
2学期の体験学習の講師で内容はパソコンを使った
音楽制作、いわゆるDTMですね。全学年が対象です。
低学年の子供達にはパソコンを使ってとにかく音を
出す事を楽しんでもらう事を考えていますが、
高学年の子供達には簡単な作曲にまで踏み込んで
授業を行いたいと考えています。

自分がピアノロールに置いた音がそのまま出てくる。
この単純明快な仕組みがパソコンを使った曲作りの面白さで、
今自分がやっている事もこの延長線に過ぎません。
この部分を面白いと思えるかどうかが、逆に言えば
この面白さを子供達に伝えられるかどうかが、
鍵になるような気がしています。

ところで今の小学校ってコンピュータ室なるものが
あって、そこには一人一台といったレベルで使える
環境があるんですねー。サーバまで完備です。
隔世の感を覚えずにはいられませんでした。

ちなみにうちのカミさんは元教師(高校)なのですが、
今回の体験学習について相談をしても
「ふ…素人が…」みたいなリアクションしか
返ってこないのが気に入りません…。

Photo1

夕暮れに散歩に出かけると、
家の周りの田んぼの半分以上は稲刈りが済んでいました。
この後田んぼは冬を迎え、雪の下で春を待つ事になります。

むー、素人の底力をみせてやる。


Bar
09/09/24現在



「NHKスペシャル 20周年記念盤」
こんなの出てたんだ!どうやら今月出たばかりのようだ。
これは僕も欲しいので買います!(他は持ってる)
しかし、HARUさんの「銀河宇宙オデッセイ」
が収録されてないんだな。20年以上前と
いう事なんだろうな。ちと残念。

人体IとIIは廃盤になってるようで中古のみのようです。

|

« ドングルにもの申す | トップページ | Redline Monitor »

日記・コラム」カテゴリの記事

コメント

道明さん! 理恵子さん! お久しぶりです!!!
買いました~~~!!!

劇的なご対面~~!!! でしたよ。
瑞龍寺ライトアップの3曲入りCD、なんとウチの店で販売!!!というわけで、日曜日に入荷した20枚のうち、最初の客は私です!!!

そういえば、7月15日に理恵子さんにご来店いただいた時に、「ライトアップ行きたいけど、暑い夏と寒い冬はちょっと・・、CD出れば欲しいんですけど」なんて話してましたね~。
CDが発売されて自宅で聴けるなんてすっごくうれしいです!!昨日は久々に仕事がお休みだったので、リピートでずっと聞いてました。ネットで山口さんのブログを見つけて、お礼のお返事を書きたいなあと思いつつ。

1曲目は、昨年の9月末に演奏会に招待していただいたときに聴いたものですよね。あの時の感動が蘇ります!
神秘的なメロディ、研ぎ澄まされたメロディ、壮大なメロディ、歴史を感じさせるドラマ性のある曲調は、由緒ある高岡の瑞龍寺を余すところなく表現した素晴らしい曲です。
もし、瑞龍寺を見ること、触れることのできない人がいたとしても、この1曲を聴いただけでその場にいるかのように満足してもらえそうな作品です。

2曲目は、冬のテーマなだけあって、やはりオープニングからいきなり雪がしんしん降る情景が浮かんでしまうのです。
ここがプロ。ド素人の私が作曲家のすごさにいつも驚くところなのです。暑いのか寒いのか、悲しいのか嬉しいのか、耐えているのか躍動しているのか、音で訴えかけるのはある意味すごく楽しい仕事なのかもしれない・・・、と感じた曲でした。
「むー、素人の底力をみせてやる。」何だかこの曲と山口さんの最後の言葉がダブってしまいました。でも、山口さん素人なんかじゃないですよ、私は日本一の作曲家だと思ってますからー!

3曲目は、・・・・・
本当においしいものを食べたときは、言葉が出ない・・・!
じゃないけど、しばし放心状態になっちゃいますね。
スケールの大きなオーケストラ曲が大好きだったりする私には、これはもう大好物です(笑)満足度1000%、これが瑞龍寺三部作だ、思い知ったか!という感じですね!

もし人間が、生まれてきた意味や運命が決まっているのだとすれば、山口さんの感性と環境、作曲の為の最新技術と高岡開町400年、これらが出会ったのは必然の出来事なのかもしれません。この高岡の開町400年という記念すべきイベントの年に、地元に山口さんという才能ある作曲家がいてくださったということは、この高岡にとって大きな財産です。一市民として心から誇りに思います。

話は変わって、
しばらく音楽から離れた生活をしていたけれど、二日前にこのCDを手に入れてからまた懐かしいのも聴いてみようかなと思っていた矢先、な、なんと、久石譲のNHKスペシャル驚異の小宇宙人体サウンドトラック「人体」の話題を山口さんが振ってくるじゃありませんか!
私、持ってます。もっちろん(笑)
ブログのお写真とは違いますが、私が持ってるCDのジャケットの写真は金属的な人体が向かい合っていて、CDのウラは3体の人体が歩いているものです。私にとっての久石譲もアニメ曲ではなく、この「人体」でした。それからなのです、シンセサイザーの音にとりつかれたのは。この「人体」が原点なのです。当時、私の周りに知ってる人は誰もいませんでしたが。

大人になってから始めたピアノなのでたどたどしいですが、
いろんな音の出る電子ピアノを買い楽譜を買い「THE INNERS」を毎日何時間も練習していたのをよく覚えています。
専門的なことは全くわかりませんが、なぜかこの不思議な「音」にやられちゃったのです。
そして今、時を経て、山口さんの大ファンをしているというわけです。すぐ地元にこんな素晴らしい作曲家がいるなんて、なんて私は幸せなのでしょう。

PS.小学校でのお仕事も頑張ってくださいね。
   またお便りしますね☆

投稿: 昔の名前はめぐみです。 | 2009.09.22 13:20

実はわし、国語の教員免許持ってるんですが...
結局教師はやらずにしがないSEをしちょります。
いろいろ大変な思いもするかもしれんけど
教えるってことは実は自分も教わってることが多いし
どちらにとっても必ず何かの糧になると思いますよ。

うちの親父は教育方面では結構えらい人になったけど
現在も、もの凄く精力的にいろいろやっていまして
私も刺激を受けています。
文化を育てる側で活動できるってのは素晴らしいことだと思います。

投稿: Qぽん | 2009.09.22 23:35

めぐみさん、こんばんは。どうもお久しぶりです。
そうですか、ようやく一般の方々が気軽に買える
お店に置いていただけるようになったんですね。
ライトアップ実行委員会って営利団体でないせいか、
儲けようなんてところがほとんどなくて、そういうところは
個人的にすごく好感を持っているのですが、同じ理由で
CDを売る事にもあんまり熱心ではないんですよね。(笑)
それこそ、こちらのほうが心配になるくらいで…。
というわけでよかったです。

それから、一枚目のお買い上げ、そして心のこもった
熱いご感想どうもありがとうございました。
作曲者としては「嬉しい」の一言に尽きます。
また、作者の手元から離れていった曲達も満足して
いる事と思います。心からお礼申し上げます。

それにしても、めぐみさんも久石さんを聴いておられて、
しかもその原点は「人体」だったとはなんとも奇遇ですね。
CDのジャケットの違いは、この後、久石さんがメジャーに
なられていった事や人体シリーズの続編で前作のCDが
再注目されたりした事なんかで、おそらく、シリーズ全般
にわたっていくつかのバージョンが出たんだろうと思います。
例えば記事で使ったジャケット画像はアマゾンから拝借
したものなんですが、よく見ると「Vol.1&2」となっています。
2枚セットという事なのでしょうが、僕は1枚目と2枚目を
別々に購入した記憶があるんですよね。
また、続編の人体II「脳と心」では、僕が持っているのは
紙製ケースのものですが、アマゾンやその他で見かける
画像を見ると通常のジュエルケース仕様に見えます。
(ジャケット画自体も全く違う)
いずれにしてもシリーズIとIIは既に廃盤で今では中古で
しか入手しにくいものになっているようです。
ちなみに人体III(遺伝子)は、まだ販売中のようですが、
前2作と比較すると個人的には今ひとつといった評価です。

そのうち、また曲をお聴かせできる機会があればと思っています。
それでは今後ともよろしくお願いします!

投稿: 山口道明 | 2009.09.23 03:02

Qぽんさん、こんばんは。
Qさんが教員免許を持っておられるというのは
FMIDI時代にお聞きした記憶があります。
当時から謎の経歴の持ち主という印象は持っていました。
そう言えば、お!zi3、やんぐずさん、それから若正さん
といった方々も現役、もしくは過去に教師をされてましたね。
FMIDI自体が謎の場所だったという事でしょうか…。

体験学習については、ほんと僕にとっていろんな事を得る
良い機会にもなると思っています。
何よりも、子供達の楽しそうな顔を見てるとそれだけで
こっちまで嬉しくなっちゃいます。
私、以前は作曲ひとすじで、そんな人間じゃなかったはずなんですが。

投稿: 山口道明 | 2009.09.23 03:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20215/46276080

この記事へのトラックバック一覧です: 夕暮れの空に誓う:

« ドングルにもの申す | トップページ | Redline Monitor »